AiSIAアクセラレーションプログラム 6競技13チームで「開幕」
あいちスポーツイノベーションコンソーシアム「AiSIA(アイシア)」は、オープンイノベーション事業「AiSIAアクセラレーションプログラム」を24日より情報解禁し、競技を超えた県内スポーツチームの「集客」を底上げする新サービスの提案を募集します。対象はスタートアップに限定せず、事業会社の新規事業部門なども参加可能です。本プログラムは、新しい事業・サービスの創出のための実証支援を、AiSIAに参画する複数のスポーツチームや有識者の関与のもとで行うものです。プログラムに参加する事業者を広く募集しますので、皆様のご応募をお待ちしています。
このプログラムで特筆すべきことは3点です。
- 1事業者と1提案者を結ぶ1on1のマッチングではなく、6競技13チームと提案者で事業開発に取り組むこと(最初から同時期に横展開が見込めます)
- 半年や1年のプログラムがほとんどのところ、実証から実装まで2カ年の継続支援を予定していること(次年度の県の予算措置が前提)
- 最終プレゼンを経て採択される1or2事業に対し、総額で最大税込み500万円の支援金と中日新聞での露出(記事・広告/紙面・ウェブ)で実証実験をサポート
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プログラム実施の背景には、全国でも有数のスポーツチーム集積県にして、県民の現地観戦者割合が47都道府県で中位に留まること、2024年度以降にリーグ改革が進むバレーボール、ハンドボール、バスケットボールのチームが県内に多いこと、2026年秋にはJリーグが開催期間を移行し、主要アリーナ競技やラグビー・フットサルなどのトップリーグと時期が重なることがあります。アジア・アジアパラ大会後も観戦習慣が高まるよう、新たなサービスを2年かけて創出します。